こひつじ園の歴史と教育目的


こひつじ園の歴史

こひつじ園は、1954年(昭和29年)キリスト教主義による幼児教育の場として創立され、“ともに生きる”保育のもと、約2300名以上の園児が卒園し巣立っています。

2019年3月まで、60年余りの間、幼子の健全なる成長の為には何が一番大切なことかを追及してまいりました。

2019年4月より、新しく小規模保育「ナーサリーこひつじ園」としてスタートしました。

 

こひつじ園の教育目的

〜ともに生きる喜びにみちた保育〜

3つの願い

1.キリスト教教育による人間形成

一人ひとりは、神様によって造られた作品として素晴らしい個性があります。毎朝のおいのりの時には、その個性が輝くありのままの姿で生活できることに感謝し、みことばを覚え、互いに愛し合い、許しあうこと、他者を受け入れ協力することを実生活に活かせるように祈ります。人生の土台となる一番大切な時期にゆるがない大切なことを教え温かな心を持って成長出来ることを願っています。

2.国際感覚を養う

外国のお子様を積極的に受け入れています。現在ご両親の国籍がヨーロッパ、北米、アジアの9カ国の子どもたちが来ています。毎日の生活の中で、互いの違いを知り、受け入れ、認め合う、お互いをかけがえのない存在として“ともに生きる”ことを願っています。アメリカ・オーラルロバーツ大学(ORU)、アメリカンスクール・クリスチャンアカデミー・インジャパン(CAJ)の大学生、高校生たちの協力で、楽しい交わりをもっています。また、アメリカ人教師が週1回保育に参加し教えています。

3.多様な経験をする

幼児期は、人格形成の基礎を築く時期にあります。「交わり」を大切に、その年齢に合わせてゆっくりと、しっかりした成長を願っています。神様を賛美し歌い、自分の体で表現するリトミックや合奏の音楽教育、美的感覚表現力を養う造形、絵画また油絵なども取り入れています。外国人との英語での交わり、バランスのとれた健康な体をつくるための体操、野菜を育てることで神様に感謝しよりいっそう美味しく味わって食べる食育、また西武鉄道の運転手・車掌さん達との交わり等の多様な経験や子どもたち同士の遊びを通して“ともに生きる”心身の調和のとれた子どもとして成長することを願っています。

 

創立60周年のお祝い会に、卒園生のお母様で、ぐりとぐらの作者の山脇百合子先生が来てくださり、プレゼントに“ぐりとぐらが四ツ葉のクローバーを持ってこひつじ園に来る姿”の絵を描いてくださいました!

こひつじ園のパンフレットにも園庭の絵などを描いてくださっています。